昨今の日本では物価上昇が続いているにも関わらず、30年間平均収入がほぼ横ばいというかむしろ平均年齢の上昇を加味すれば下がっており。景気の悪い状況がつづいており、コロナショックでは経済が回らなくなり収入が大きく減少した方も多いかと思います。
そんな現代を生き抜くために必要なお金は切っても切れない重要なツールだと思います。今回は、そんなお金に対する考え方を変えることによって将来お金に困らない考え方をお伝えします。
この話は、胡散臭い「投資で1億稼ぐ方法」や「不労所得で稼ごう(某ねずみ講)」のような詐欺まがいの話ではなく筆者のようなサラリーマンが将来お金で困る可能性を減らすための考え方を勉強し実践した事を伝えさせていただきます。
お金に悩むとIQが10下がる(有能が凡人になるレベル)
まずは、お金についての心理を知っていただきます。タイトルにあるようにお金に悩むと人のIQは下がってしまうのです。これを証明する研究が海外で行われておりそれを紹介させていただきます。
海外の農村地域で行われた研究にて、人はお金に悩むとIQが10ポイントも下がるという結果が出ました。IQ120は人類の上位10%を考えると(平均100)10ポイントは結構重要ですよね。
概要としては、農家では季節や時期によって収穫量が変動しております。つまり収入が良い時もあれば貧しい時もある生活をしており海外の様に口座が無い人にとっては貯蓄することが難しいのです。
そんな中、農家の方々に対してお金に余裕のある時期とお金に余裕が無い時期それぞれ認知機能のテストを行いました。その結果、お金に余裕が無いと人は認知機能(IQ)が10ポイントも下がってしまったのです。
IQが下がっている(頭が悪い状態)では、仕事や転職をしても上手く行く可能性は非常に低くなってしまいます。そのためまずはお金の悩みを減らすことから始めましょう。
お金の悩みを減らすには?・・・質素に暮らす
一番確実かつ有効な方法は「質素に暮らす」です。大富豪を調査した様々な研究でも明らかなっていますが、以外にも本当の大富豪は質素に暮らしている人が多かったのです。メディアやSNSの影響によって世間一般では高級車を乗り回したり、高い会食や豪華な旅行をしたりブランド品をたくさん所有しているイメージですがそのような人はごく一部なのです。
世界トップの富豪であるビルゲイツや故スティーブジョブズなども質素な生活をしていたことは有名で散財をする大富豪は少ないのです。彼らのような大富豪のお金に対する考え方を観察し学んで行くことである程度の資産やお金の悩みを減らすための行動や考え方をお伝えさせていただきます。
①毎月の収入の10%を貯蓄・投資する
お金持ちになるためには資産や貯金が必要です。そのために貯金をする習慣を身に着ける必要があります。その中でおすすめなのが収入の10%を貯蓄するということです。これは、投資でもいいのですが毎月の給与や賞与が入ってきた際に有無を言わずに10%を貯蓄用口座や投資用口座に移すのが必須です。
ダメなパターンが、「余ったら貯金しよう」という考え方でこれでは一生お金は貯まりません。なので、使う前に10%を貯蓄することが大切です。
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②支出を見直す
ざきほどご紹介しました10%貯蓄については「今の生活も厳しい!」という方もいると思います。その10%の余裕を作るためにする事は「支出を見直す」です。私が実際に見直したことや例を下記に挙げていくので皆さんもご自身に当てはめてお考え下さい。
・家賃を下げられないか⇒物を減らしてコンパクトに住めないか
・コンビニで買い物を頻繁にしていないか(週1回以上)⇒自炊をする
・いつもお菓子を買っていないか⇒お金払って太りたいのですか?
・スマホキャリアは格安で十分ではないか⇒5000円以上節約できました
・どうでもいい飲み会に参加してないか⇒愚痴を言い合うのはお金と時間の無駄、その時間は自分の為に使いましょう
・見栄の為に買い物(ブランド品)をしていないか⇒ブランドが凄いだけであなたが凄い訳ではありません
・周りに流されて買い物をしていないか⇒SNSで流行っている、みんなが持っているからって大事ですか?
以上の中で、特に最後の2つは気付かぬ内に影響されている可能性が高いので今年買った物を思い出して買った理由を考えてみるといいと思います。
その中でも「見栄の為の買い物」は私は以前当てはまっており、値札を見ずに服を買うなど無茶苦茶な支出をしていたので反省しました。今ではブランドにも全く興味が無くなり支出も穏やかになりました。
他にもスマホキャリアの見直しも結構効果があり今まで高い料金を払っていたのが馬鹿らしく感じてしまう程です。
③価値を考えて買い物する
次は「価値を考えて買い物する」です。これは欲しい物があった際に考える事で1,000円の価値を10,000円で買うか100,000円の価値を10,000円で買うかというイメージです。
簡単に実施する場合だと、服を買いに行く際に欲しいと思った服の値札を見る前にいくらだったら買うかorいくらなのかを考えます。そして値札を確認し(予想より高ければあなたにとっては価値の低い物)(予想より安ければ価値の高い物)となります。
価値について例えると、同じ10,000円のチケットでも大好きなアーティスト(価値が高い)か全く知らない興味のないアーティスト(価値の低い)だと価値が変わってくるという事です。
上記を踏まえて自分にとっていくらの価値があるか考えてお金を使うことで無駄な消費を減らす事が出来ます。
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まとめ
以上、「将来お金に困らない人の行動=質素に暮らす」ための行動・考え方を紹介させていただきました。まずは皆さんがやりやすい事から手を付けていっていただければと思います。
質素に暮らすのは本当に大切だと実感するのは、私の周りでお金に余裕のある人(経営者や国内トップ企業の役員)ほど質素な生活をしており、服はユニクロで十分・ブランドに興味がないなど無駄な出費をとことんしておりませんでした。しかし、家族旅行などでは奮発しており決してケチや倹約家というわけではなく自ら選んだ質素な生活をしているのです。
皆さんも自ら選んだ質素な生活をして将来余裕が持てるよう一緒に頑張りましょう!