これからクリスマスの時期ですが、現在恋人がいない20代は67.9%となんと約7割もの人がフリーだという調査結果が出ています。そんな中で日本では【クリスマス=恋人】という風潮があり、クリスマスが近づくにつれて人肌が恋しくなってくる方もいると思います。
 というわけで、今回はそんな中でも恋人を作るための方法を心理学の視点から解説していきたいと思います。もちろん私自身試したことがある方法を中心に記載させていただきます。

 そんな中で、今回はあえて恋人がいる人を恋人にする方法を中心に語らせていただきます

意外な事実:クリスマスの2週間前は別れる確率が高い

 実はクリスマスの10~14日前はカップルの破局率が高いんです。理由は2つあるのですが、その事実を逆手にとって素敵な恋人とクリスマスを過ごしましょう。

 1つ目の理由は、冬というのは日照時間が短く、そして気温が低くなります。このことによって人の心理はネガティブになりやすくなってしますのです。
 まず日照時間が短くなることにより太陽光に当たる時間が減るため、セロトニンというホルモンの分泌が減少してしまいます。このホルモンは別名:幸せホルモンとも呼ばれ、ストレスに対抗したり安心感などをもたらすホルモンです。
また、寒いと縮こまってしまい姿勢が悪くなりますが、実はこれも問題で悪い姿勢(縮こまる)だけでストレスホルモンであるコルチゾールを増やすという研究結果が出ております。

 2つ目の理由は、お互いのクリスマスにかける気持ちの温度差です。例えばですが、女性の方は真剣に考えて「イルミネーションを見たい」や「美味しいディナーを食べたい」など、2人で楽しむ事を考えていて。逆に男性はというと、「混んでいるからヤダ」や「別にいいんじゃない」「その日は仕事、飲み会で遅くなる」などおざなりにしてしまい女性が不満を爆発させ別れを切り出すということがあるのです。さらに冬は元々ネガティブになりやすいので余計に確率が上がります。

【悪用厳禁】恋人を作る心理テクニック

悪用厳禁の心理テクニック:誘導的恋愛相談

 この方法はいたってシンプルで、「相手のパートナーをとにかく肯定する」です。これが基本であり核心です。
狙っている人がパートナーの不満を言っていても最初はとにかく、相手の気持ちを受けとめつつパートナーを肯定することです。(批判はまだ禁物です。)これにより生じる心理状況を3つ解説します。

・「そこまでじゃないよ」「そんなことないよ」を引き出す

 どんな人でも褒められ続けると、謙遜すると思います。それと同じですが、相手のパートナーを肯定や褒め続けることにより相手からパートナーの不満を引き出すことが可能です。

・「認知的不協和」の心理状況

 認知的不協和というのは、自分の考えと行動が一致しない際に、行動に基づいて考えが変化する心理現象です。
よくあるのが秘密の共有で、人は信頼する人に秘密を話しますが、その逆もあり秘密を話したから信頼するということがあるのです。
 そのため、パートナーの不満というのはかなりプライベートな話なので上記の方法で引き出した際に認知的不協和の解消がはたらき信頼されるということです。(強引に聞き出すのは絶対にNGです)

・「自発的特徴変換」という心理

 この方法は恋愛以外にも他人からの印象を良くするのにも非常に有効な手法です。どんなものかというと、(第三者について発言した特徴が発言者にも印象付けられる)ということです。具体的に言いますと下記の通りです。

パターン1・・・「○○さんって努力家だよね」→発言者の印象:努力家
パターン2・・・「○○さんって人思いで優しいよね」→発言者の印象:人思いで優しい
パターン3・・・「○○さんって性格悪いよね」→発言者の印象:性格悪い

 ポイントが2つあり、1つ目は褒めることにより褒めた相手の印象が発言者にも反映されるので、相手のパートナーを褒める・肯定することにより自身の印象を良く出ます。2つ目はパターン3にありますが、相手の悪口を言うと発言者にもその印象が反映されることです。そのため、信頼関係ができるまでは決して冗談でも悪口は止めましょう。

その他の細かいテクニック3選

①基本は清潔感と親切

 これは当たり前ですが、数多くの恋愛に関する必須要素として常にトップにあることです。
 清潔感は服装や髪型そして肌(意外と影響力ある)に気を遣うことです。これが出来ていないとスタートラインにすら立てないでしょう。
 親切についても男女問わずランキング上位に出てくるもので、優しさにも類するものです。いかに相手を思いやれるかが大切です。(オラオラ系はモテません)

②飲み物・食べ物で印象をポジティブに

 こちらも心理テクニックを使ったものですが、人は触れているものの印象を相手にも抱くというものです。コロラド大学で行われた実験で被験者に対して暖かい飲み物と冷たい飲み物をそれぞれ渡して、渡してきた相手に対する印象を実験したものとなります。

 結果としては、暖かい飲み物のを渡された被験者の方が飲み物を渡してきた相手に対して「温和で親近感がわく」という印象を持ったという結果が出ました。似たような心理テクニックとして、座り心地の良い椅子に座っている場合、相手に対する印象が良くなるというのもあります。ただ注意が必要なのが、暖かい飲み物作戦は寒い時期のみ有効です。(夏だと不快感になってしまうので)

③すべらない話

 すべらない話といっても、芸人さんのようなトーク力や面白い話をする必要はありません。どんな内容かと言いますと相手の話を話題にするという事です。この方法は(フォローアップクエスチョン)と言い具体的に言うと下記のイメージです。

相手「この前、○○○って動画面白かったんだよねー」
自分「そうなんだ!どんな内容だったの?」
相手「私の好きな○○○って芸人が出演してて、とにかく面白かったんだー」
自分「そうなんだね、その○○○って芸人さんはどんなきっかけで好きになったの?」

 要は相手の話した内容から次の質問に繋げていくという方法です。実際に人は自分の話をしている際の心理状態は、お金や美味しい物を食べているときと同じ状態だと言われています。
 なので気になる相手がいる場合は7:3(相手:自分)くらいの配分でお話ししましょう!

まとめ

 以上4つの方法について説明させていただきました。この中では特に「誘導的恋愛相談」について理解していただければと思います。この方法は心理学の技法が数多く詰まっており正しく行えば非常に強力です。くれぐれも悪用厳禁でお願いします。

 それではみなさんが幸せにクリスマスを過ごせることを祈っております。