つっしーChan 

趣味としておすすめなボルダリング

 オリンピックなどで話題になっている、「ボルダリング(スポーツクライミング)」について紹介させていただきます。
筆者も趣味でボルダリングをしているのですが、この競技に出会ってから私の生活はかなり変わったと思います。体格が引き締まり、自信がつき、仕事のパフォーマンスも上がり、様々な交友関係もでき毎日が充実するようになりました。
 そのような経験談を含めたメリットやおすすめな理由を今回お伝えさせていただきます。

ボルダリングのメリット

①メンタル強化・うつ病対策

 1つ目は、「メンタル強化・うつ病対策」になるです。まずうつになる・メンタルを病みやすい人の思考パターンについて、「反芻思考」というものがあります。これは、ネガティブな事や心配・不安な事を何回も考え続ける事なのですがボルダリングではその「反芻思考」を止める効果があるのです。
 ボルダリングで登っている最中というのは、手足の位置への意識や落ちたくないという気持ちで頭がいっぱいになり日常での不安や心配が頭から抜ける事があるです。実際にやってみると分かりますが、登りに対して集中状態になるので嫌なことがあった日でも気分をリフレッシュすることが出来ます。

 また、ドイツではうつ病患者への治療法としてボルダリングを行っているという例もあるのでそれほどメンタルに対して良い効果があるということです。

②ダイエット効果

 2つ目の「ダイエット効果」については、運動すれば痩せるのは当たり前だと思いますが、ここではモチベーションの観点でお話しさせていただきます。ボルダリングという競技の特性上、自分のパワーのみで登るので当然軽い方が有利です。そのため、次のレベルや登りたい課題がある場合は減量することも珍しくありません。
 運動によるダイエット効果とレベルを上げるために減量することが、相乗効果となり瘦せやすくなるということです。通常のダイエットとは違い明確な理由があるためモチベーションも続きやすいと思います。また、逆に太ってくるとボルダリングの際に重さを感じるので対策を早めに打てることもあります。

そのためか、ボルダリングを続けている人は体型が締まっていて腹筋が割れている割合も結構高いです。

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③交友関係が広がる

 3つ目の「交友関係が広がる」はどの習い事にでも大概該当しますがあえて紹介させていただきます。ボルダリングという競技は個人競技なのになぜ交友関係が広がるかと言いますと、同じ課題を複数人(知らない人と被る)で行う事があるのですが、その際に達成に向けてお互いの意見交換になったり。課題を終えた人が、レクチャーしたりと同じ話題で話すことができたりと自然に会話をすることができます。
 また、知らない相手でも登っている人を応援する文化もあるので交友を作りやすいと思います。

 しかし、これに付け込んでくるどうしようもない人もいるので要注意です。見分け方をおおまかに言いますが、あくまで個人の見解ですので参考程度にお願いします。
1.女性ばかりに話しかける男性
2.教える割に、本人は登れない・登らない(実力的なものと、話してばかりいるの両方)
3.周りの常連さんから、気を付けてと注意される

どんなコミュニティでも変な人はいますが、基本的には良い人が多いので誤解のないようにお願いします。

④頭が良くなる(記憶力向上)

 4つ目の「頭が良くなる(記憶力向上)」ですが、まず前提としてノースカロライナ大学で行われた研究で木登りによってワーキングメモリーが鍛えられるということが証明されました。この実験では、2時間木登りをした被験者はワーキングメモリーが1.5倍になったそうです。
 ワーキングメモリーというのは短期的に記憶を残す機能であり、会話をしている際に直前に話していることを覚えているのもワーキングメモリーのはたらきによるものです。その中で脳が重要とみなした物事が長期記憶として脳内に定着するのです。

 上記を踏まえると木登りがいいのではないかとなりますが、気軽にできる場所もありませんし街路樹などでしてしまうと通報ものです。そのため、木登りに非常に近いボルダリングでも同じ効果が期待できるのではと考えられます。ボルダリングジムと調べてみると意外と近くにあったりします。値段も数千円からできるのでぜひお試しください。

 まとめ

 今回は、私の趣味でもあるボルダリングについて書かせていただきました。冒頭にも記載しましたが私のQOL(生活の満足度)を上げてくれた趣味なのでぜひ皆さんに共有させていただければと思います。
 コロナも落ち着きはじめ、行動の自由が利き始めた今だからこそ新しい事を始めてみてはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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