つっしーChan 

転職したくなった時に考える3つの事

 今回は、転職経験のある筆者が実際に行った転職を考えた際の行動について皆さんに共有できればと思います。
私は過去に何度か真剣に転職を考え、実際に転職しました。やはり転職とは簡単に出来ず、人生を大きく変える行動でもあるのでよく考えて行うべきですし、凄く考えてしまうものです。

 そんな中でこれから紹介する3+αの軸をベースに考えて、皆さんの人生がより良い方向に進めるお手伝いが出来ればと思います。

転職を考えるときの3つの軸

1 転職したい気持ちが【逃げor攻め】なのか

 まず1つ目は,この転職したい気持ちが【逃げor攻め】なのかです。これはどういうことかと言いますと、逃げとは「現状が嫌で転職する」で、攻めが「~したいから転職する」です。どちらの気持ちかによって転職に成功するか失敗するかがほとんど決まります。

 どちらが良いかと言いますと、【攻め】です。

 理由は転職後の事を考えると明確で、攻めの場合は「○○○をしたい」や「○○○のスキルが欲しい」など前向きで成長に繋がるような明確な目的があります。そのことにより転職後に多少辛いことがあっても「目的のためだ」と言い聞かせて乗り越えることが出来ます。
 逆に逃げはと言いますと、「○○○が嫌だ」や「○○○したくない」など現状の不満に意識が向いており仮に転職したとしても、転職先で少しでも嫌なことがあるとすぐに「転職失敗した」などと思い永遠に完璧な職場探しに時間を費やしてしまうのです。

 新しい環境に行くことは必ず抵抗があり、ストレスも感じますが最初の半年程度経験すれば慣れてくるものです。そのストレスの感じ方や対応に【攻め】か【逃げ】の差が出てくるのです。
ただし、明らかなブラック企業(違法残業やパワハラ等の職場)はすぐにでも逃げ出しましょう。

2 今の会社で何とかならないか?

 会社を退職する前に考えることとして、「今いる会社で転職の要因となる問題を解決できないか」です。
例えばですが、「残業や休日出勤が多い」なら少ない部署へ異動希望を出したり。挑戦したい業務がある場合も同様に異動希望で対応できるかを確認することです。

 なぜかといいますと転職はリスクが高く、精神的・金銭的な負担が大きいからです。いざ新しい職場に入社しても社風や人間関係が合わないというリスクや退職してから活動を行う(お勧めしません)場合は収入が途絶えてしまいます。これが非常に厄介で、人はお金の不安やストレスがあると認知機能が低下(IQが10~20低下)するのです。そんな状態でまともな決断ができるわけがありません。

 なので、どうせ辞めるつもりなら今の会社に対して希望を出す方がリスクは少ないです。それでもダメだった場合は転職を考えましょう。

3 未来を考える(~10年後の自分)

 この方法は簡単で、「10年後もこの会社でこの仕事をしていたいだろうか・・・」と自分に問いかける事です。それでも思い浮かばない時はもっと先のことを考えて、20年30年先や定年までと更に先を見て尚且つその頃の自分の年齢であろう現在の社員を観察することです。そうする事によって「私はああなりたい」と思えるかどうかです。

 私はこの方法で転職を決めたのですが、当時の職場(施工管理)は残業・休日出勤当たり前で労働基準法は普通に破っているような職場でした。そこで、10年後の事を考えながらその年代の社員を見た際に「仕事のために生きるのではではなく自分と大切な人のために生きたい」と思い転職を決心しました。

 実際に転職したおかげで時間に余裕ができ、趣味や友人等との時間が大幅に増え人生の満足度が上がりました。

+α 今の会社でスキルや経験を身に着けたか、結果を残したか

 それでは、いざ転職を決意したときに大切なこととして「今の会社でスキルや経験を身に着けたか、結果を残したか」振り返ることです。これは2つの面で意味を持ってきます。

 1つ目は転職の武器になることです。中途採用を行う企業の考えとしては当然能力のある社員を求めています。そんな中で職種に問わず「スキルや経験、結果」がある事によって企業へのアピールになります。逆に言えば、「スキルも無い、結果も出していない」そんな人をまともな会社は求めません。
 そのため、アピールできるものが無い場合は期間を決めて難しめの資格を取得したり営業でしたら月間でトップを目指したりとやり切ったという経験を残しましょう。

 2つ目は自分の自信になるという事です。人は皆それぞれ得意不得意があります。そんな中で「私はこれができます・得意です」というものがあれば新しい職場でも役立てますし、「前の仕事でこのスキルを身に着けたから、この職場でも新しいスキルを身に着けられる!」という自信になります。

まとめ

 以上、私の実体験を踏まえた【転職したくなった時に考えること】でした。やはり転職とは人生の一大イベントなので熟考して行った方が後悔が無いと思います。まずは、自分で考えるという事を大切にしてください。

 皆さんの人生がより良くなるように祈っております。

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