つっしーChan 

ホラーが苦手な理由

 定番のデートとしてお化け屋敷があったり、ホラー映画やホラーゲームが身近に多いですが、そんな中でも「ホラーが苦手」という人に焦点を当てて解説していきたいと思います。

 絶叫マシンは大丈夫だけど、ホラーが苦手という方は多いと思います。私は苦手ではないのですが、私の周りにはお化け屋敷がすごく苦手だったり、怪談話でも怯えてしまったり、ホラーゲームがダメな人が居ます。
 という事で今回は、なぜホラーが苦手なのかを解説していこうと思います。「ホラーが苦手」という人は実は良い特性を持っている可能性もありますのでぜひご覧ください。

ホラーが苦手な人の特徴 3選

①想像力が高い

 1つ目は、「想像力が高い」です。想像力というのは、イメージや思考を自分の頭の中で作る能力です。この能力は日常で予定を立てる際に自分の行動を予測したり、人の話をイメージできるので理解力が高いなどがあります。
 それにより、怪談話では他の人より鮮明にイメージしてしまったり、お化け屋敷やホラーゲームではこれから起こる怖い事をたくさん想像してしまって動けなくなってしまうということがあるのです。また、ホラーを体験した後も暗闇や鏡や洗面などホラーにあるシチュエーションで思い出してしまいやすくなってしまいます。

②共感能力が高い(HSP・HSP傾向)

 HSPの人やHSPまで行かなくとも、共感能力が高い人というのはホラーが苦手な傾向にあります。共感能力というのは、相手の気持ちや考えをまるで自分事の様に感じる能力です。分かりやすいのは、怪我の話をした際に相手が痛そうな動きをして、怪我をしたと言っている部位を摩ったりしていると高いと思われます。
 これは、ホラー映画や怪談の主人公や登場人物に共感してしまいうことで、自分が実際に体験しているかのような感覚になってしまうのです。ほかにも、映画でよく泣いてしまう人にも多い特徴でもあります。

③ストレスに弱い

 最後はストレスに弱いです。これについては脳内のはたらきが影響しており、人が恐怖やネガティブな感情を感じる際に扁桃体という脳の深い場所の部位が活性化するのですが、通常は海馬や前頭葉が扁桃体の活性化を抑える事で感情的にならずに理性を保っていられるのですが扁桃体が強く反応してしまうと抑えられない状態になってしまい衝動的な行動に走ってしまうのです。それによりパニック状態になるという具合です。

苦手なホラーへの対策 3選

①ホラーが苦手と公表しホラーに接しない

 最も手っ取り早いのは、「苦手なら接しない」です。苦手な食べ物をあえて食べませんし、苦手な人にわざわざ会いに行かない様に普段からホラーに接しないようにしてかつ、信頼できる人にホラーが本当にダメという事を伝えて身の回りから遠ざけましょう。
 もしそれでも無理やり触れさせてくるような人は、相手が嫌がることをするような人間性に問題がある人なので縁を切った方がいいと思います。

②エクスポージャー

 どうしても克服したいという場合は、「エクスポージャー」という心理療法があります。簡単に言うと、徐々に慣らしていくことなのですが。段階をきちんと踏むことが大切なので段階を説明します。
 ①まずは、お化けのイラストなど刺激の少ない物から触れていきます。
②徐々に強度を上げていき、耐えられるギリギリ(恐怖の10段階中8など)を決めてそれを慣らしていきます。
 ③慣れてきたら、また強度を耐えられるギリギリまで上げてそれを慣らしていきます。
 ④あとは、②③の繰り返しです。

 自分からストレスに立ち向かうことによってストレスにも強くなるので、メンタルトレーニングもしたい人は挑戦してみてはいかがでしょうか。

③ホラーが苦手な仲間、自分より苦手な人を見つける

 最後は仲間を見つけるです。これは仲間といる事での安心があるものもちろんですが、人の心理として自分の感情を他の人(仲間)が目の前で表しているときに冷静になれる事を応用しています。
 例えばですが歩いているときに人とぶつかってイラっとしたとき、隣にいた自分の仲間がキレ始めたら「まあまあ落ち着いて」と感じるのではないでしょうか。 
 つまり、感情をあらわにしている人をみると感情が高ぶっている自分を客観的に見れるのです。そして、「ああなってはいけない」と思うことにより冷静さを保てるのです。

まとめ

 今回は、ホラーが苦手な人についてお話しさせていただきました。誰にでも苦手の1つや2つはあるものなのであまり気にする必要もありませんが対応として参考にしていただければと思います。 

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

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